2040年。自動車は空を飛び、携帯は体に埋め込まれている？
わたしたちが考える「2040年大変身しているモノ」
３位「パソコン」
20名から名前があがった。パソコンも携帯電話と同様にこの数十年で大きな変化をとげてきた。IBM社が1981年にリリースした「IBM PC」は巨大なマシンのような外観でかなり重々しい。それが今ではスマートフォンとノートパソコンの中間のようなタブレット型の超軽量パソコンも現れている。
◆どう変わる？（以下、アンケート回答よりピックアップ）
「実体がなくなる」
「実物はなく、人の脳内にある」（30代女性）「脳波でコントロールでき、ディスプレイではなく網膜（脳）に直接表示される」（40代男性）のような回答も。実体がなくなり、もはや自分の頭の中がパソコンになるのだろうか。便利だと思う反面、そうなるといよいよ人間が機械に支配される状態で少し怖い気もする。
番外編「お金」
他に2040年大きく形を変えるモノとして「お金」という回答も。現実に「ケータイが現金にかわる」（30代女性）という回答のように、Apple Payなどのサービスを使えば端末に決済機能を持たせることができる。日本では現金主義が根強いが、これは世界的に見れば珍しい。現に、中国では2018年現在現金以外の決済が主流になっている。また昨年は「仮想通貨元年」と言われたように、仮想通貨の存在感も日に日に増している。今の所、わたしたちにとっては、「お金」＝紙幣や硬貨だが、2040円には仮想通貨を始めとした電子通貨になっている可能性も高いのではないだろうか。
アンケートで名前があがったモノのうち「自動車」「携帯電話」「お金」について、識者に2040年の形を聞いた。その見解は追ってレポートしたい。
